チベットの仏画タンカを描くスペイン在住の日本人


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”21尊ターラー” 〜その38 金泥の研磨 2〜
金泥を磨く作業も残りわずか。
 
これは宝傘、金魚、宝瓶、蓮、法螺貝、吉祥紐、勝幢、法輪という一つ一つ独立したものからなる八吉祥文様を一纏めにし供物としたもの。

〜”八吉祥” 2013年1月17日〜

金泥は強く磨けばより強く輝き、軽くなでるように磨けばうっすらと艶が出る程度に輝く。

画像では今一つわかりにくいけれども、全体を金泥で塗っているこの八吉祥文様はその効果を利用して陰影をつけるように磨いている。

こういった磨き方はより時間がかかるし、自分のタンカの伝統にはあまり見かけられないのもあって、当初は単に全体を均一に磨くつもりだったのが手をつけたらこうなってしまった。

長い間制作してきたこのタンカの完成を避けて、無意識のうちにより手間暇のかかる方法で作業してしまっているような気がします。

いずれにせよ、残すはメインのグリーン・ターラーの金泥のみ。


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