チベットの仏画タンカを描くスペイン在住の日本人


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インド滞在三ヶ月 〜グル・リンポチェ・タンカ〜
北インドのビルでの滞在。
学んだのはビルのチベタンコロニーの入り口にあるツェリン・ジョン。
 



寺の裏からは雪山。 これは朝焼け。


日中、陽が当たると気持ちよい。


でも陽が当たらないとホントに寒い。。。
今回の滞在の一番の目的は色の扱い方をより深く学ぶこと。
でもせっかくの機会なのでタンカを一枚、、、いや二枚描いていろいろ学ぶことに。
 
まずはキャンバス作り。
 
チョーク、黄土、膠水を混ぜる。
 
温めながらまた混ぜる。
それを木枠に張った綿布に塗り、乾かす。
 

石板を置いて、、


この石で、、、


石版の上に置き湿したキャンバスをなめす、なめす、なめす。

で、下描き。
 
二枚同時進行。

本尊は本からの模写。
背景は今回教わったケルサン・ドルジェ(チベット、デルゲ地方出身)によるもの。


先生による木炭でのラフな下描き。


顔の下絵も先生に直してもらう。


彩色途中。。。
光の加減で画像が黄色っぽいけど、実物もこんなもの。


寒さのせいで、膠が固まり色が塗りにくいからちょくちょく温める。
横に倒した電気ストーブを利用。


香も炊く。  ここでも電気ストーブ大活躍。
電気ストーブ結構タフ。


ちょっと危なげ。

道具もいろいろ手作り。



コンパス

もちろん色も作る。

こんなのを、


煮込んだり、


こんなのを、


浸したり。


滞在中に二枚仕上げるのは無理そうということで向かって左側のタンカの制作に集中することに。


無事完成。









 
ちなみにデリーの空港は凄く立派になっていて、以前はあった出国前の預け荷物のチェックもなし。
ま、イミグレの係員の仕事ぶりはあんまり変わってなかったけど。




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